2019年12月26日木曜日

中3&高1■トップ合宿 in 野呂高原ロッジ

<3日目>
最終日は2日間の成果を測る英語、数学のテストから始まりました。グループ対抗、個人でも優秀賞を表彰する予定です。
午後の最初には探求活動を通してグループで作り上げたものを英語で全体の前でプレゼンをする予定です。現在は探求のグループ作業中で、高1の先輩が中3の後輩立ちをそれぞれで引っ張ってくれている様子が頼もしい限りです。

小テスト班対抗、個人の2つで表彰しました。
数学、英語小テスト2つの合計平均で競いました。

グループ対抗優秀賞 平均180点
高1 安孫子、手島、岡田、日名田 中3 竹本、石原、中瀬

個人優秀賞 
高1寄能、武藤、水口
中3 大田、中瀬

中瀬さんはチーム、個人ダブル受賞です!個人優秀賞は2教科とも満点の生徒がとりました!

<2日目>

英語数学探求と7コマ×70分を消化し、相当疲れが見えていました。しかし、そんな中、今年もサンタツヤ大先生の登場によって合宿のつかの間の楽しいひと時が訪れ、みんなで勉強の疲れを労い合いました。明日の最終日まで気を抜かず頑張りましょう!

We can do it!! 近校魂!!

合宿2日お昼も食べ終わり今から午後の授業です!少し疲れているようですが、まだまだ後半戦頑張ってくださいね!
 

<1日目>
呉の野呂高原ロッジに来て、予定通り初日が終わろうとしています。初日は英語と数学それぞれ70分を2コマづつに加え、グループで探求活動や、交流会が行われました。
最初は緊張してる生徒も多くいましたが、グループ内での交流を通して打ち解け始めているようです。
この調子であと2日、互いを高めあってさらなるレベルアップに努めていきます。


2019年12月25日水曜日

入試に関する資料請求フォーム

入試に関する資料請求は現在受け付けておりません。

令和2年度入試の概況をこちらに掲載しております。
https://kindai-hh.blogspot.com/2020/01/gaikyo.html




2019年12月20日金曜日

令和元年度2学期終業式 校長あいさつ


<放送での終業式です>

令和元年度2学期の終業式を、体育館ではなく、放送で行うことにしました。本校でもインフルエンザが流行し始めたので、罹患のリスクを避けたいという思いからの決断です。これから始まる冬休み、健康管理をしっかりと行い有意義に過ごしましょう。

今日は2学期の終業の日であると同時に、今年、令和元年の終わりまで後10日あまりになりました。平成から令和に時代は変わりましたが、この1年間をみなさんはどのように過ごし、どんな経験をし、どのくらい成長できたでしょうか。特に2学期以降を思い出してみてください。

9月には体育祭という特に大きな行事がありました。中学生は学年を超えて団結し、一方高校生は団ごとに競技や応援を行い、とても素晴らしい思い出になったと思います。11月の芸術鑑賞では劇団関西芸術座の「遥かなる甲子園」を鑑賞しました。実話を基にした、笑いあり、涙ありのとても心に響く演劇でした。中学2、3年生は東京への修学旅行や近畿大学医学部、農学部への見学ツアーを行いました。

また高校3年生は、近畿大学の特別推薦入試がありました。年が明けるとすぐにセンター試験もあります。これまで頑張った成果をしっかりと生かせるように、この冬休みはぜひ追い込みをかけてください。でも決して焦る必要はありません。辛くしんどい受験勉強も、一人ではありません。みんなが一緒に頑張っています。今までの自分を信じて、継続していきましょう。

さてそんな振り返りの中で今日は、私がみなさんに一つ、覚えてほしい言葉についてお話します。それは英語の”JUSTICE”という語です。(J-U-S-T-I-C-E, JUSTICEです。)英和辞典を引くと「正義、公正」とか「正直、正しさ」また「裁判、司法」という日本語訳がでてきます。

私は大学時代に法律の研究をしていましたので、このJusticeという言葉には人一倍思い入れがあります。また教師として仕事をするにあたっても、とても大切な言葉です。みなさんはこの言葉についてどう思いますか。私はいつもこの様に考えています。

「私たちにはみんなそれぞれに個性があり、それは素晴らしい個々の才能です。しかしその個性をみなさんは十分に理解し、自分の才能として発揮しているでしょうか。人は他人についてよく「あの人はこうだ」とか「こんな人だ」と言います。でも本当に大切なことは、実は、自分に対して正しく判断できているかどうか、つまり自分をJusticeしているかどうかなのです。」

新しい時代の令和元年の年末にあたり、みなさんもぜひこの冬休みに、自分をJusticeしてください。今まで気づかなかった素敵な自分の個性に出会えるかもしれません。そして新年を迎えるにあたって、みなさんの個性を更にどう伸ばしていけばよいかを考えてみてください。令和2年が、みなさんにとって素晴らしい1年になるように。
Do justice to yourself. 

Have a great winter holiday. 
Merriest Christmas and Happiest New Year to you all!!

2019年12月19日木曜日

職業講演会(中2学年)

12月14日(土),中学2学年はキャリア教育の一環として,実際にさまざまな分野で働いていらっしゃる方々を講師として本校にお招きし,職業講演会を実施しました。
これから学習発表会で自分の目指す職業について,研究発表の準備も忙しくなりますが,講演会で学んだことを活かして頑張りましょう。

2019年11月7日木曜日

令和元年度 芸術鑑賞会


本日、東広島芸術文化ホールにて芸術鑑賞会を行いました。今年度は、午前の部は中学生、午後の部は高校生を対象に関西芸術座様による「遥かなる甲子園」~俺たちにも野球はできる!聞こえぬ球音にかけた青春。~を公演していただきました。沖縄県に実在した風疹聴覚障害児のための特別支援学校を舞台に、ノンフィクションを基にしたフィクションの作品であり、「努力・仲間・信じる」をテーマに自ら抱えるハンディキャップを克服し、大きな壁を乗り越えて行こうとする姿がとても印象的でした。改めて演劇の素晴らしさと感動を味わうことができました。この場をお借りしまして、関西芸術座様をはじめ、この公演に関わっていただいた多くの皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。


第2回トキメキ探検

第2回のトキメキ探検は平和公園と厳島神社でした。平和公園ではボランティアガイドによる石碑巡り、資料館見学、宮島では厳島神社拝観、お土産物散策でした。次回もさらに工夫してみたいと思います。



2019年11月1日金曜日

令和元年度 11月朝礼 学校長講話 “History of KINDAI”

みなさん,おはようございます。11月になり朝晩が冷え込むようになりました。体調管理が難しい時期ですが、風邪など引かないようにしましょう。高校3年生は推薦試験など、いよいよ入試本番を迎えます。体調管理を万全にして平常心で臨んでください。また今月は芸術鑑賞などの行事もあります。学習だけでなく、芸術、スポーツなどにも積極的に取り組んでいきましょう。さて今日は11月なので、我が近畿大学について考える時間にします。テーマは“History of KINDAI”「近畿大学の歴史」です。なぜ毎年11月に振り返りをするか、分かりますか。

まずは復習問題から。近畿大学の創立記念日は?
11月5日です。では何歳、つまり創立何年目になるでしょうか?
1925年(大正14年)に母体となる大阪専門学校が創設され、その後、大阪理工科大学と一緒に近畿大学になりました。94年も前のことです。今の中1生が本校を卒業する頃には創立100周年を迎えることになります。因みに本校(東広島校)は来年、創設25年目を迎えます。


では近畿大学の創設者は誰でしょう? 
世耕弘一先生ですね。中学、高校とも1年生は4月の宿泊研修で学んだので覚えていると思いますが、ここで世耕弘一先生の波乱万丈の人生を、駆け足で振り返ってみましょう。

  1. 経済的理由で旧制中学(現在の高校)への進学を断念 ⇒学びたくても学べなかった(15歳)
  2. 材木商へ丁稚奉公(10年間)⇒難しい取引を次々に解決して職場での評価を上げる
  3. 25歳で上京し、仕事をして学費を稼ぎ、大学へ進学(25歳)
  4. 朝日新聞社へ就職(30歳)
  5. 奨学金を貰いドイツへ留学 ⇒ドイツが第1次大戦後の不況から立ち直る様子を学ぶ
  6. 帰国後、大学教授を経て政治家へ ⇒39歳で衆議院議員に初当選(この後8回当選)
  7. 衆議院議員として、第2次大戦後の貧しい日本の経済を救う
  8. 内務政務次官から国務大臣へ ⇒隠退蔵物資の摘発・貧しい国民へ配布



⇒近畿大学の創設「理想の大学作りに心血を注ぐ」
 ・学問が運命を開いてくれた →学びたい者に学ばせたい
 ・すべての日本人が大学教育を受けられる、時代の先駆けとなる大学を目指す
 ・GHQによる入学制限を撤廃し、平等に合格者を出す
 ・シンボルは厳しい自然に耐えて咲く「梅の花」

それでは世耕弘一先生が熱い想いで創設された近畿大学の「建学の精神」は何でしょう?
 「実学教育」と「人格の陶冶(とうや)」です。
そこから校訓である「人に 愛される人、信頼される人、尊敬される人 になろう」が生まれました。世耕弘一先生は、ご存命中にこの校訓を実践するためのヒントをお話しされています。
「挨拶をきちんとし、身だしなみに気を付け、約束の時間をたがえず、規律・ルールは必ず守る」ということが大切だと。
そんな世耕弘一先生が作詞され、熱い気持ちが込められた近畿大学の校歌を、今日は3番まで、附属生としての自信と誇りを持って、しっかりと大きな声を出して歌いましょう。特に3番には「情けに厚く、正義感に溢れ、ことにあたって闘魂を燃やす」という近大魂が込められています。

近畿大学校歌(作詞:世耕弘一  作曲:樋口昌道)
1.
金剛山はほのぼのと
明けて生駒も目覚めたり
世界の平和祈りつつ
文化の鐘を高鳴らす
若き学徒を讃(たた)えずや
近畿、近畿、近畿
近畿大学 おお近畿

2.
開(ひら)けゆく代のさきがけと
進む行く手に栄えあれ
理想の光相追(あいお)いて
真実一路あこがれの
若き学徒に誇りあり
近畿、近畿、近畿
近畿大学 おお近畿

3.
外国(とつくに)までも響けよと
高き文化の足音を
互いに誓い競(きお)い立ち
真理に愛に魂(たま)結ぶ
若き学徒にほまれあれ
近畿、近畿、近畿
近畿大学 おお近畿

今日は11月5日の創立記念日を前に“History of KINDAI”「近大の歴史」をテーマにお話ししました。ぜひこれからも近畿大学の附属生として誇りをもって、学業や課外活動に励みましょう!

令和元年度11月全校朝礼

11月に入り,今日は全校朝礼が行われました。11月5日には近畿大学の創立記念日を控えており,橋本校長より近畿大学創設者の世耕弘一先生についてのお話がありました。附属生として,これからも自覚と誇りを持って学業に部活に励んでいきましょう。今年も残すところあと2か月となります。体調管理に気をつけて一日一日を過ごしましょう。
 

2019年10月30日水曜日

入試説明会日程

■入試要項など入試に関する資料をご希望の方は以下のリンクをご利用ください。

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■入試要項(参考資料)ダウンロード
令和2年度入試の要項PDF(参考資料)を以下のリンクよりダウンロードできます。
願書は上記のフォームより資料請求をしてください。
高校入試  ダウンロード
中学入試  ダウンロード
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2019年10月24日木曜日

中3学年 札幌日大中学校・高等学校(一貫コース)との平和学習交流会

10月21日(月)中3学年は札幌日大さんとの平和学習交流会を行いました。研修旅行1日目のプログラムとして本校に来校し、4時間という短い時間でしたが、広島の「原爆」、北海道の「北方領土問題」についてお互いの意見を交換しました。両校はそれぞれのテーマについて発表し合い、共同宣言を作成しました。生徒達は資料を調べただけでは気づくことのできないことを多く経験し、また、コミュニケーションの大切さや発表することの大切さを改めて学ぶことができました。ご協力いただきました札幌日大中学校・高等学校の生徒・教職員の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


2019年10月18日金曜日

中2■修学旅行

中2の修学旅行の様子を順次追加してお伝えします。
●4日目
いよいよ長かった修学旅行も本日最終日。心配されていたお天気はなんとか持ちました!午前中は国会議事堂で研修です。お昼は中華街でランチ!その後畳制作体験を行いました。関東ともいよいよお別れです。



●3日目
今日は待ちに待ったディズニーランドの日でした。
出発前に、ディズニーランドでお仕事の経験がおありの、香取貴信さんのお話を聞きました。ディズニーでの経験を通して、他者への思いやりや自分の夢への情熱の大切さを教えていただきました。大変お話が上手で、楽しく聞けましたし、笑いだけではなく学びの多いとても素晴らしい時間となりました。
その後はいよいよ、ディズニーランド!園内はハロウィンの雰囲気に溢れ、雨も少し降りましたが、みんな笑顔で楽しい時間を過ごせました!
素敵な思い出をありがとう東京ディズニーランド!
明日でいよいよ東京ともお別れです。



●2日目
本日のテーマは「アカデミック」ということで、朝一番で東京大学の散策をさせて頂きました。
朝の澄んだ空気の中、赤門をくぐり、有名な安田講堂を目指しました。その後、国立科学博物館、上野動物園、そして、東京国立博物館で楽しく有意義な時間を過ごしました。
普段自分だけではなかなかじっくり見たり考えたりしないことをしっかり考察するチャンスを得ることが出来ました。
博物館の方に教えていただいたのですが、動物園も「博物館」の一種なんだそうです。いろんなことを知ることで、世界が広がる!そのことをしっかり意識したいなと思いました。
そして、ホテルに戻ってからは中高一貫の卒業生の先輩2名の方に大学生活や社会人としての経験を踏まえて、アドバイスをいただく交流会!東京大学4年生の中村先輩と、タカラトミーの片山先輩です。後輩のために時間をとってお話をして頂き、本当に感謝です!自分たちもいつか後輩のために素敵なアドバイスをさずけられるような人になりたいと思います!


●1日目
東京1日目です!
羽田からGVSプログラムスタート。留学生の方々とコミュニケーションしながらみんなで浅草をめざしました。
チェックポイントでお互いにお話したことがきちんと伝わっているか、先生の前で英語でトーク!みんな思いのほかよくコミュニケーションをとっていて、いろんなことをおしゃべりしていました。
浅草に着いてからは一緒に語り合った文化の違いや互いの学びをプレゼンテーションするために、試行錯誤!英語で一生懸命自分たちが知ったことを伝えました。
まだまだ不十分なこともありますが、とても良い経験になりました。今日の経験と反省を明日からの活動にも活かしたいと思います!

2019年10月15日火曜日

中3■大学見学会 in 大阪、奈良

中3学年は、1泊2日で近畿大学を見学しています。
様子を順次追加してお伝えします。


●2日目
2日目も行程通り進んでいます。1組2組は医学部、3組4組は農学部で講義を受けました。それぞれ、講義を終え、東広島へ向けて出発しました。三木SAでこれから昼食をとる予定です。


●1日目
初日の見学と講義は無事に終了し、1組2組と3組4組がホテルで合流し、夕食を食べました。





2019年10月5日土曜日

高1■文理コース選択説明会

10月5日(土)本校4F体育館において文理コース選択説明会がおこなわれました。
本校教員から文理の教科の特性や選択科目の説明。
近畿大学の入試センターからも屋木清孝様に来ていただき近年の入試動向や近畿大学の説明もして頂きました。

工学部サイエンス実習(中2学年)

今日,中学2年生は近畿大学工学部でサイエンス実習に参加しました。普段は入ることのできない講義室や実験室で大学の先生の講義・実習を受けることができて,貴重な体験でした。また卒業生や大学生からのお話を聞くことができて,大学が身近に感じることができたのではないでしょうか。将来の大学進学に向けて,今からできる努力をコツコツとしていきましょう。



2019年10月4日金曜日

令和元年度10月朝礼 学校長講話

“Natural Disaster”

みなさん,おはようございます。10月になりましたが、まだ暑い日が続きます。先月行われた近校祭(体育祭)はお疲れさまでした。どの団も個性を生かして、よく頑張ったと思います。またこれからは朝晩も過ごしやすくなり、しっかり学習に取り組んだり、スポーツで体を鍛えるにも、じっくり読書するにも最適の気候ですね。でも季節の変わり目で、体調を壊さないようにしてください。

さて今日は“Natural Disaster”つまり「自然災害」についてお話ししようと思います。1学期には皆さんに“Intelligence Literacy”「情報収集」やSelf-Defense”「自己防衛」の重要性を伝えましたが、それを更に具体化してお話しします。2学期の始業式でお話しした“Wise Reflections”「賢明な反省」とも併せて考えてほしいと思います。

昨年は、ここ広島県も豪雨災害で大変な被害を受けました。家が流されたり浸水したり、命の危険を感じた方もいたと思います。今年も台風の被害で千葉県をはじめ関東の広い地域で多くの家屋が損害を受けたり、停電で何日間も不自由な思いをした人が何万人も出ました。そうした自然災害(Natural Disaster)は中々個人の力ではどうすることも出来ません。

もちろん、普段から防災グッズを備えたり、ハザードマップの確認、予め風などで飛ばされないように予防すること等は大切です。ここは“Wise Reflection”で、昨年の教訓を出来るだけ生かしましょう!しかし今日はもう少し広い視野で、この問題を考えてみたいと思います。

そもそも地震や台風などは、どうしても起こりうるものなので、それを防ぎようはありません。しかし地震や津波の被害は、ある程度ですが、耐震の建物や丈夫な防波堤などを造ることで軽減出来たり、台風の進度を正確に予測して準備をしたり、また大きく見れば地球温暖化を防ぐことで台風の大きさを縮小したり、洪水の被害を小さく出来るかもしれません。 “Natural Disaster”を“Man-made Disaster”「人災」にしないようにするのは、私たち人間の役割です。

そうです。皆さんがこれから大学に進んで学ぶ学問の中には、こうした自然災害から私たちを守るための研究がたくさんあります。理系に進む皆さんは具体的にどうすれば地震を予知したり、停電しない街づくりの研究に取り組むことも出来ますし、文系に進む皆さんは、理系の皆さんが作り出した研究成果を世の中に広めるという、大きな役割を担っています。また16歳のGreta Thunbergさんのように、国連で地球温暖化を止めるように働きかけることも出来るかもしれませんね。(毎週学校を休むと後が大変ですが…。)そうした取り組みを、私たちが皆で考えて、将来のために真剣に行うことが、延いては“Natural Disasters”「自然災害」の被害を最小限に食い止めることに繋がるのではないでしょうか。

例えば近畿大学での研究の1つに「バイオ・コークス」があります。これは私たちが普段生活している中で出てくる廃棄物を原材料に使って作るコークス(固形燃料)、つまり石炭です。具体的に言えば、お茶やコーヒーをいれたり、ミカンやリンゴを絞ってジュースを作った後の茶葉や豆かす、搾りかすはどうしますか?ゴミとして捨てて焼却しますよね。近畿大学 理工学部 機械工学科 井田 民男(いだ たみお)先生は、この不要な「かす」を高度な技術で圧縮して、固形燃料バイオ・コークスを開発しました。これが燃料として役に立つだけでなく、環境にも優しいことは分かりますね。まず「廃棄物がゼロ」になるという点、またこれまでゴミとして焼却していたものを利用しているので、実質燃焼による二酸化炭素の排出も差し引きするとなくなります。これはCO²の排出による地球温暖化の防止に役立ちます。今後は石炭の代替え燃料として約20%が見込まれているということです。凄いと思いませんか?私は3年前に北海道・恵庭にある近畿大学のバイオ・コークス研究所を訪問して、実験の様子を拝見しましたが、今後の実用に向けて最新の溶鉱炉を新たに設置していました。

このように皆さんの大学での研究が、これからの世界を大きく変え、自然災害を防止することに繋がるかもしれません。皆さんの研究が「天気の子」になるかもしれない。これからも自分がいま勉強していることが、将来どのような役割を果たすのかを考えながら学習していきましょう。きっと明るく楽しい未来が待っています。それを作るのは、皆さん自身なのです。

今日は“Natural Disaster”「自然災害」をテーマにお話ししました。今週末に台風18号が接近するという予報が出ています。今回も「最新で正確な情報」を入手し、「自分の身を守るための対策」を早めに行いましょう。

2019年10月1日火曜日

令和元年度10月全校朝礼

今日から10月が始まりました。1年間の折り返し地点ですね。これから過ごしやすい季節になりますので,体調管理に気をつけながら学習に部活動に励んでいきましょう。

表彰生徒一覧