通常の染色体は光学顕微鏡では小さくて見えません。しかし,ユスリカ(赤虫)のだ液腺の細胞にある染色体は通常の100~150倍の大きさで観察が可能です。
これがユスリカの幼虫です。
だ腺細胞の取り出しです。これがなかなか難しい。透明でハート型の細胞を見分けます。
染色→押しつぶしをしてプレパラートを作成したら,顕微鏡で観察です。
うまくいくと,上のような染色体が観察できます。縞々模様が特徴です。遺伝子が発現しているパフも観察できます。生物の命に感謝しながら,実験を行うことができました。